手元にあるフォルダをGitHubでバージョン管理するための手順を6ステップに分けて解説します。
わたしの環境
- Windows11
- WSL2 Ubuntu22.04 (Linux)
- VSCode
前提条件
- GitHubアカウントを持っていること
- Gitで管理したいローカルフォルダが既に存在していること
- SSHキーが作成されており、GitHubに登録されていること
手順1: WSL2上でGitのインストール確認
まず、WSL2のUbuntuターミナルを開き、Gitがインストールされているか確認します。
$ git --version
git version 2.34.1Gitのバージョンが表示されればインストール済みです。インストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールします。
$ sudo apt update
$ sudo apt install git手順2: GitHubリポジトリを作成する
次に、GitHub上に新しいリポジトリを作成します。
- GitHubにログイン
- 右上の「+」ボタンをクリックし、「New repository」を選択
- リポジトリ名を入力(例:
my-project) - 「Private」を選択(公開する場合、PublicでもOK)
- 「Create repository」ボタンをクリックしてリポジトリを作成
手順3: ローカルフォルダでGitを初期化する
VSCodeでターミナルを表示して、Ubuntuを選択し、Gitで管理したいフォルダに移動、Gitを初期化します。
$ cd /mnt/c/Users/あなたのユーザー名/path/to/your/folder
$ git init.gitが追加されている
$ ll
.git/手順4: GitHubリポジトリとローカルフォルダを接続する
GitHubで作成したリポジトリのURLを取得し、ローカルフォルダにリモートリポジトリを追加します。
URLは、<>Code をクリックして、SSHを選択したら表示される git@github.com:your-username/your-repository.git
$ git remote add origin git@github.com:your-username/your-repository.git
your-usernameとyour-repositoryはご自身のGitHubアカウント名とリポジトリ名に置き換えてください。
手順5: ファイルをGitで管理する
Gitでファイルをステージングし、コミットします。
5.1 すべてのファイルをステージング
$ git add .5.2 コミットメッセージを付けてコミット
git commit -m "Initial commit"※ Author identity unknown のエラーが出た場合は、以下の記事を参考に、gitのアカウント情報を登録する
手順6: GitHubにファイルをプッシュする
最後に、ローカルリポジトリの内容をGitHubにプッシュします。
$ git push -u origin mainまとめ
GitとGitHubを活用することで、プロジェクトの変更履歴を簡単に管理・共有できるようになります。
手順の要点:
- GitHubで新しいリポジトリを作成
- ローカルフォルダをGitで初期化
- GitHubリポジトリと接続
- ファイルをステージング・コミット
- GitHubにプッシュし、VSCodeで管理


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